2017年11月5日日曜日

第41回 太夫浜コンサートを開催しました


 去る10月27日、第41回太夫浜コンサートを敬和学園高校チャペルで開催しました。
 490名という、過去最高のお客様にお越しいただきました。ありがとうございました。
 コンサートを支えて下さった、卒業生スタッフの皆さん、在校生スタッフのみなさん、素晴らしい演奏をご披露くださった、講師の先生方(トランペット:外山昭彦さん、サックス:吉田治さん、サックス:日比野則彦さん、トロンボーン:マーク・マリンさん)、ご来場いただいた全ての皆様に感謝いたします。今回は特に、マーク・マリンさんが私たちの為に曲を書き下ろして下さいました。また、ベイシーのAnd That's Thatは、プロフェッショナルの皆さんプラス3年生という、スペシャルバンドで演奏いたしました。
 コンサートを一番盛り上げてくれたのは、半分が初心者からなる一年生による Wind Machine。テンポ300の難曲を、一夏かけて練習し、驚くべき演奏をしてくれました。この演奏にはプロの皆さんも、OBの皆も唖然。将来が楽しみです。
 一番嬉しかったのは、吉田治さんに、「二時間、聴き飽きしなかったのは、リズムが良かったからです」とのお言葉。実は、コンサートの準備中、わたしはジャズの指導を始めてから、初めて、バンドがスゥイングする状態、というものを体験したのです。それは衝撃的な瞬間でした。それからは、何を演奏しても楽しくなりました。12年間ビッグバンドをやってきて、とうとうたどり着いた世界でした。
 40回生部長の村田茜が敬和学園に先生として戻ってきてくれ、バンドを手伝ってくれています。今回のコンサートでは、The First Circleを指揮。49回生バンドでは、茜の指揮をもっともっと増やしてゆくつもりです。

 それでは、引退する三年生を紹介したいと思います。
 ホカリフミカ。テナーサックス。学校も部活も嫌で、3ヶ月休部していた時期がありました。サックスパートリーダーになり、Diminuendo in Blue のソロに取り組んでから、ものすごく前向きになり、笑顔を絶やさず、バンドを盛り上げる中心メンバーに成長してくれました。
 サカイヒカリ。アルトサックス。自信がなく、「わたしが一番へたくそです。」というのが口癖。しかし誰よりも熱心に練習し、素晴らしいリードアルトになりました。太夫浜コンサートでは、七五三以来というお化粧をし、本当に輝いていましたよ。嬉しかったです。
 ワタナベタイセイ。トランペット。初心者で始め、先輩に叱られて泣いて飛び出したこともありました。しかし3年の夏休み、ついに一皮むけました。練習を続けていれば、必ず開花する。そのことを教えてくれました。トランペット、続けていてよかったね!
 ノマトモキ。トランペット。副部長。ジャズホーネッツのリードトランペッターとして、一年間バンドを引っ張ってくれました。朝も夜も、いつも練習していましたね。後姿で後輩を指導する、クールガイ。かっこよかったよ!
 モチヅキユイ。トロンボーン。部活に馴染めず、七ヶ月も休部していました。でも、復活して、パートリーダーになると、熱心に取り組み、ジャズホーネッツ史上最高のトロンボーンセクションを作り上げてくれました。After Ours のソロも素敵でした。
 イシカワコウキ。トロンボーン。不思議君でしたね。外山さんが大好きで、外山さんに認められたいと一生懸命努力しました。バストロンボーン、ご苦労様!最後のソロは素晴らしかった。外山さんと吉田さんも、「あの子はアドリブができるようになる!」と褒めていましたよ。
 サイトウレイ。ギター。ジャズホーネッツのパットメセニー。吉田さんから、「ナルシストの売れないギタリスト」とあだ名をつけられましたが、みんなからいじられるキャラなんです。それでも後輩からは「女だったらレイさんと結婚したい」とまで慕われています。
 ミヤジアイ。ピアノ。昨年、ステラジャムでベストピアニスト賞を受賞。感性の素晴らしいピアニストです。何でも耳から吸収し、アドリブもこなします。でも、楽譜が読めないのです。音楽は耳から始めるもので、楽譜からではない、という証明のような子です。
 シモカワホサナ。ベース。部長。一年間、ジャズホをまとめ、引っ張ってきてくれてありがとう。素晴らしい部長でした。負けず嫌いで、一年先輩のヨシュアにしごかれ、朝も夜も練習しました。Septemberのソロ、胸が熱くなりました!
 ウエダシュウト。ドラム。「俺は日本一のドラマーになる」と入部しましたが、不器用で、なかなかうまくなりませんでした。それでも練習に練習を重ね、とうとう、素晴らしいスゥイングするドラマーに成長しました。スゥイングするドラマー。これ以上の褒め言葉はありません。
 サカイコウジ。ドラム。中途入部でしたが、いつもシュウトと一緒に、夜遅くまで練習していましたね。二人で励ましあいながら、ドラム道を歩き続けてきました。Sing Sing Sng のシュウトとコウジのドラムバトル。素晴らしかった!二人を主人公にした青春ドラマがつくれそうだよ。ジャズもロックもファンクもフュージョンもこなせる、センスの良いドラマーに成長しました。
 ナガイツキナ。ドラム。天然キャラで、器楽部のマスコット。ジャズホーネッツが始まって以来、初の、幽霊部員。それでも君の存在がメンバーの救いになっていたこともあったのです。最後のコンサートで、「恋」のドラムを精一杯叩きました。

 48回生は、ジャズホーネッツに新しい精神をもたらしました。
 それは、「追求をやめない心」
 そして、「スゥイングする楽しさ」
 きっとこれからのジャズホーネッツの財産となって、後輩に引き継がれてゆくでしょう。

 コンサート後、OB会がありました。素晴らしい教え子たちと楽しく過ごす時間は、わたしにとって至福のときとなりました。


 吉田さんのご家族も参加されて、たのしい、たのしい会となりました。

 OBの皆さん、どうか後輩を可愛がってあげてください。お金を出すもよし、指導していただければなお良し。
 「ジャズホーネッツは高校生のもの。太夫浜コンサートは卒業する三年生のもの。」という枠を乗り越えて欲しいのです。出来る範囲で、ジャズホーネッツとのかかわりを切らずに、先輩たちが出入りするのが当たり前、というバンドになって欲しい。ジャズホーネッツを引退しても、ジャズホーネッツファミリーとして、いつもお互いに支えあい、助け合い、時には迷惑をかけあって、そして楽しく仲良く過ごして欲しいのです。「迷惑をかけたくない」「迷惑をかけられたくない」という考えは、行きすぎると孤立に陥ってしまいます。でしゃばりぐらいが丁度いい。どうか、そのように卒業してからも関りつづけて下さい。

 では、来年、また太夫浜コンサートでお会いしましょう!

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