2014年2月11日火曜日

マーク・マリン先生のクリニック


去る2月8日(土)、敬和学園高等学校チャペルで、42回卒業生の成人を祝福する会が開かれました。これは卒業して2年経って、成人を迎える卒業生達が懐かしい母校で再開するという、敬和学園伝統の企画です。
その式典で、2月に東京で開催される、Student Jazz Festivalで演奏予定の2曲を演奏しました。
その後、卒業生達が食堂に移動して茶話会を楽しんでいる間、マーク・マリン先生にお越し頂いて、クリニックを実施していただきました。
マリン先生は新潟の専門学校で音楽を教えておられますが、昔、バディ・リッチの楽団で演奏したこともあるというジャズ、トロンボーン奏者でもあります。そしてわがJazz Hornetsのアルトサックス、タイ君のお父様でもあります。
東京のフェスティバルでは、バディ・リッチの曲を演奏する予定ですが、マリン先生から、「この部分は、バディはこう演奏した。この部分はバディならこうする。もしバディがいたら、こう言っただろう」と、まさに珠玉の教えの数々でした。笑ったのは、リタルダンドの解釈。
 「指揮者はいない。バディが自分の気分でリタルダンドしてゆく。それにバンドが合わせるんだ。合わなければ、即クビ!すごい緊張感だった。しかも、毎日リタルダンドのかけかたが違うんだ…」
 バンドは固唾をのんでバディのドラムから発せられるメッセージを聞き取ったそうです。まさに、ビッグバンドのドラマーのお仕事の原点ですね!
 2月15日は、朝4時に新潟を出発して、東京、日本青年館のStudent Jazz Festivalに参加します。敬和の出番は、3時頃です。
 お近くの方はぜひ応援にいらして下さい!

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