2012年11月19日月曜日

はじまりと終わり いずみ幼稚園 カツミ氏結婚式演奏


 去る11月17日(土)、五泉市、いずみ幼稚園にご招待していただき、演奏をいたしました。
 この日の演奏が、3年生引退後の初演奏となりました。つまり、44回生バンドの誕生です。
 3年生引退後は毎年さまざまな出来事が起こりますが、今年は2年生ベーシストが退部するという事態に部活動は動揺しました。残ったのは初心者で始めた1年生二人。いずみ幼稚園の演奏まで2週間しかありません!二人のうち一人は、あまりの重圧に泣き崩れてしまいました。しかし、ピンチはチャンス。二人が生まれ変わったように一生懸命練習を始めました。ギターのエハラもベースに転向し、3人は夜中まで毎日毎日練習を重ねました。引退した3年生のタカンシくんが、「ベース塾」を開いてくれ、3人はそこで特訓を受けました。そして、手前みそですが、2週間で素晴らしいベーシストに生まれ変わってくれました。本当にこういうことがあるのですね!不思議なことに、3人のベーシストはドラマーとの息もぴったり合って、ジャズホーネッツらしいグルーブ感のある演奏ができるようになったのです。いずみ幼稚園の演奏は全く不安はありませんでした。
 44回生バンド(以下Jazz Hornets 44)の初演奏は、表情がかたかったものの、わたしたちらしいフレッシュな演奏でした。園児の方たちにも歌を披露していただいたり、おみやげをいただいたり、花束を頂いたり。本当に感謝です。こんな素敵なお客様の前で演奏する機会を重ねる度に、ジャズホーネッツのメンバーは感謝の心と、全力で演奏しようという決意が育ってゆきます。
 ありがとうございました!!



 さて、翌、日曜日はわたしの教え子の結婚式(敬和学園高校33回生の二人)の披露宴での演奏でした。会計事務所に勤め、企業コンサルタントも行っているカツミくんは、わたしが囲碁部の顧問だった時、一緒に全国大会に行ったメンバーです。(少し自慢になりますが、わたしが囲碁部顧問時代の7年間で、3回、県大会に優勝して全国大会へ行ったのです。)このメンバーは今でも盆と正月にはわたしの家に集まって旧交を温める仲間です。本当に、私立学校の教師にとって、生徒は宝物なのです。
 実は、Jazz Hornets43は、一時分裂の危機がありました。その話し合いの前日に、偶然カツミくんが私の家に結婚の報告に来てくれました。そのさい、「今部活が大変で、明日はのるかそるかの話し合いがあるんだ。気が重いよ」と言うと、さすが企業コンサルタントのカツミ君。「先生、先生がそんな気持ちでミーティングに挑んだら駄目ですよ。ピンチはチャンス。部活が生まれ変わるチャンスだと思って、感謝してミーティングに臨んで下さい」とアドバイスしてくれました。
 そのおかげで、ミーティングはとても奥深いものとなり、Jazz Hornets43は一致団結、そこから、ステラジャムの自由曲、The First Circleという曲を完成させました。まさに、分裂していた心が一つの輪になるという祈りを込めた演奏となりました。先日、ステラジャムの審査員講評が送られてきました。その時、安カ川先生が、「大学のレギュラーにも聞いてもらいたい演奏です。感動しています」という最高のお言葉をいただきました。わたしたちの曲に込めた思いを受け止めていただいたと感謝しています。
 ということで、この日はJazz Hornets43のレギュラーメンバーが再結成して、新婚の二人の家庭が最初の輪となり、やがてたくさんの人たちを幸せにする大きな輪に成長して欲しいという祈りを込めて、The First Circleを演奏させていただきました。Jazz Hornets43、本当に本当に最後の演奏でした。手前みそですが、本当に感動しました。新郎新婦もとても喜んでいただき、様々な方達から感動したと言っていただきました。二人の大切な門出に花を添えることができて、何より嬉しかったです。
 このようなバンドのリーダーであることに感謝します。Jazz Hornets44も、こんな風に成長できるように、これから1年、全力で努力してゆきたいとおもっています。応援をよろしくお願いします。

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