2012年2月7日火曜日

スズキさんより献金をいただきました

 先日、トランペットパートのスズキさんより献金をいただき、中古のトランペットを2台、購入させていただきました。Jazz Hornetsは部員も増え、楽器が足りないと、うれしい悲鳴をあげていたところなので本当にありがたかったです。現在部員が33名。新一年生が入部しても楽器がありません。トロンボーンセクションではベルが歪んでもはや朝顔の形に見えないものや、スライドの動きにくいものを使用している子もいます。
 安くて良い楽器をいつも探し求めていますが、今回は40年前の楽器とはいえ、1台目のブッシャーは、なんとチェット・ベイカーが使用していたのと同じモデル。2台目のアンバサダーは、リー・モーガンやフレディ・ハバードが使用していたのと同じモデルで、鳴りは抜群で素晴らしい楽器のうえに、格安で購入することができました。良かった!現在、アンバサダーは、1年生のミヤオが使用しています。ブッシャーは来年の1年生に使ってもらおうと思っています。
 安い楽器と言えば、サックスにイオとユニゾンというメーカーがありますが、先般、イオのテナーと、ユニゾンのアルトを中古で購入しました。こちらも素晴らしい楽器でした。これは、おすすめです!びっくりするぐらい良い楽器です。
 サックスについてですが、わたしは3年間、クラッシックの先生についてサックスを習いました。クラッシックのアンブッシュアはとてもタイトで、これですと、口元で音程を変えることができないので(あるいはしてはならないので)楽器の音程が正確であることがとても大切なんですね。ですから、中のレやミについては、換え指を使い、アンブッシュアを変えることはないのです。ところが、ジャズの吹き方はアンブッシュアがとてもルーズで、音程は半音どころか1音ほども変えることができます。ですから、歌を歌うのと同じように一音一音音程をとりながらアンブッシュアも調節するので、楽器本来の音程の正確さはそれほど気にならないのかも知れません。音色も、重厚で濃密な、みっしりとしたものよりも、管体が薄くパリパリ鳴る方が良いということもあります。以上のことから、いわゆる高価な楽器でなくても、ジャズでは問題ないばかりか、むしろ良い結果が得られるのかも知れません。前にも書きましたが、わたしたちがジャズの吹き方に換えたのは昨年の夏以来のこと。その時から、サックス隊の音量が倍増し、とてもジャズらしいアンサンブルになったと、少し自慢に思っているところです。東京でのクリニックに感謝しています。

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