震災、原発などの情勢から、春休み後半の寮解放が中止となりました。
29日(火)9時からの春休み後半練習は、通学生のみで行います。
自宅待機の寮生の皆さんは、Dancing Men, No Exit, Wind Machine の譜読み、練習を自宅で行って下さい。
今のところ、新学期は普通に始業礼拝、入学礼拝と行われる予定です。
被災地の一日も早い復興を祈念しつつ、情勢が落ち着きましたらわたしたちにできる支援を考えてゆきましょう。
風評被害も心配ですね。同じ福島県ということで、山を隔てた会津の農作物まで敬遠されているとか。被害の追い打ちをかけるような言動は慎み、冷静に行動したいものですね。ガソリンも食料も必要な分はあるそうです。買いだめなどしないようにしましょうね。
新潟市にあるキリスト教主義学校、敬和学園高等学校のビッグバンド、Jazz Hornetsと敬和学園大学Jazz Questの卒業生、そしてその指導者と講師で作った社会人ビッグバンド、Jump for Joy の活動を紹介するブログです。バンドのコンセプトは、デュークエリントンをリスペクトするアコースティックジャズバンド。キリスト教の精神である喜びと感謝の気持ちをもって、みなさまに幸せをお届けしたいと願っています。 God loves us. All of us. Everything he gives us is good for us. Happy times, sad moments, joy and sorrow, he gives them for our sake… even death. That’s the reason why we "Jump for Joy."
2011年3月23日水曜日
2011年3月17日木曜日
震災
震災にあわれた方々にお見舞いを申し上げ、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
毎日胸の痛むような報道で、心沈む毎日です。新潟はどうですか?というお尋ねもありましたので、ご報告いたします。
震災当日、新潟は長い、ゆっくりとした揺れがあり、船酔いのような気持ちになるほどでした。あまりにも長かったので、部員達はプレハブの部室から一時避難しました。その後、練習を続けておりましたが、電車が全て止まったことが分かり、先生達で手分けして生徒を送り届けることになりました。
県外から来ていた寮生の部員は、原発の心配やガソリンが手に入らないことなどもあり、次々と自宅へ戻りました。残された通学生と一部の寮生も、予定より早く3月15日には部活を終了しました。
OBでは、38回生のハナコと連絡がしばらくとれず、同級生なども胸がつぶれるような日々をすごしましたが、無事が確認でき、ほっとしているところです。あの胸つぶれるような気持ちをまだずっと持ち続けている皆さんがおられると思うと言葉もありません。
新潟も計画停電をするということでしたが、昨日は節電の効果もあり、延期となりました。スーパーにはインスタントラーメンや米などが見当たらなくなりました。一人で米を何袋も買う人や、ラーメンを根こそぎ買ってゆく人もあるということです。ガソリンは、一人10リットル~20リットルの制限がかかっています。
それでも海外のメディアでは、日本人が震災下、暴動も略奪も起こさず、秩序を保っていることに驚嘆の声が上がっているそうです。普段は市場主義原理万能の世界ですが、震災の中で共同体の原理が息を吹き返し、人間性の美しい面が現れてきているように思います。わたしたちも、いつか、被災された皆さんが元気になっていただけるように、演奏ボランティアなどさせていただきたいと思っています。
毎日胸の痛むような報道で、心沈む毎日です。新潟はどうですか?というお尋ねもありましたので、ご報告いたします。
震災当日、新潟は長い、ゆっくりとした揺れがあり、船酔いのような気持ちになるほどでした。あまりにも長かったので、部員達はプレハブの部室から一時避難しました。その後、練習を続けておりましたが、電車が全て止まったことが分かり、先生達で手分けして生徒を送り届けることになりました。
県外から来ていた寮生の部員は、原発の心配やガソリンが手に入らないことなどもあり、次々と自宅へ戻りました。残された通学生と一部の寮生も、予定より早く3月15日には部活を終了しました。
OBでは、38回生のハナコと連絡がしばらくとれず、同級生なども胸がつぶれるような日々をすごしましたが、無事が確認でき、ほっとしているところです。あの胸つぶれるような気持ちをまだずっと持ち続けている皆さんがおられると思うと言葉もありません。
新潟も計画停電をするということでしたが、昨日は節電の効果もあり、延期となりました。スーパーにはインスタントラーメンや米などが見当たらなくなりました。一人で米を何袋も買う人や、ラーメンを根こそぎ買ってゆく人もあるということです。ガソリンは、一人10リットル~20リットルの制限がかかっています。
それでも海外のメディアでは、日本人が震災下、暴動も略奪も起こさず、秩序を保っていることに驚嘆の声が上がっているそうです。普段は市場主義原理万能の世界ですが、震災の中で共同体の原理が息を吹き返し、人間性の美しい面が現れてきているように思います。わたしたちも、いつか、被災された皆さんが元気になっていただけるように、演奏ボランティアなどさせていただきたいと思っています。
2011年3月5日土曜日
平木かよさん来校!
まず、わたしたちの演奏で歓迎。それから、平木さんのピアノとトーク。最後は、セッションでThing's Ain't What They Used To Be, Spain を演奏しました。夢のような2時間でした。
生徒達は平木さんの謙虚なお人柄に感銘を受けました。プロのミュージシャンなのに、少しも偉ぶったところがなく、「皆さんにあえて嬉しいです。感謝です」と終始笑顔。やっぱり、本当にすごいひとって、人間性も素晴らしいのですね。
平木さんは「ジャズを初めて聞く人にも楽しんでいただけるように、シンプルで、楽しいジャズを目指しています」とおっしゃいました。わたしたちも人前で演奏することが多いのですが、つい、自分達が演奏したい曲、自分達が挑戦したい曲を選びがちです。やはり、聞いていただく方が楽しめるように、というエンターテイメント性は大切にしなければ、と意を新たにしました。
グリニッジビレッジで16年間、週5回のステージを担当してこられた平木さん。ニューヨークには有名な音大のジャズ科もあり、世界中から学生が集まってきます。毎年千人以上の学生がそうした音大を卒業し、仕事を求めてやってくるニューヨーク。中には、チャンスさえあればと「ギャラはいらないから演奏させて欲しい」という人もあるそうです。そんな中で、16年間もレギュラーを守り続けたことは本当にすごいことなんです。
最後のセッションには、平木さんの来校に合わせて遊びにこられた、コイケさん、オオハシさん、ベーシストのオグロ先生、パーカッショニストのヤマシタさんも参加され、白熱のセッションになりました。楽しかった!数分の打ち合わせで、地球の裏側から来た方ともセッションができる。これがジャズの楽しさですね!
平木さんは最後に、生徒達とハグをして一人ひとりにオーラを分けてくださいました。そして、ピアニストの生徒達のために、5枚のCDを寄贈してくださいました。
平木さんの今後の活躍をお祈りいたします!本当に感謝、感謝の2時間でした。
2011年3月3日木曜日
老人ホーム ソフィア輝き を訪問いたしました。
去る2月22日、老人ホーム、ソフィア輝き、を訪問させていただきました。おじいさん、おばあさんに大声援を送っていただき、時には涙まで流していただき、わたしたちにとって感動的な一日となりました。印象的だったことをいくつかご紹介します。
最初、おじいさんおばあさんの手拍子は、1拍3拍でした。ところが、演奏も後半になると、2拍4拍に変わってきました。これってすごいことですよね!
No Exitを演奏していると、一人のおじいさんが突然立ち上がって踊り出しました。わたしたちのテンションもマックスに!
That Warm Feeling 「あの暖かい気持ち」という曲を演奏したときには、多くのおばあさんが涙を流してくださいました。昔を思い出すような、そんな曲だったからでしょうか。
演奏後、おじいさんおばあさんが退室された後、歩行器が2台、残されていました。「おやおや、若い人に元気をもらって、歩けるようになった人がいるわや」と別のおばあさんが笑って言いました。
おじいさんおばあさんが退室されるとき、生徒達は握手でお見送り。生徒達の顔が本当に輝いていました。 おじいあさんおばあさんから、大切なものを受け取ってくれたからだと思います。
最後にわたしにもうれしいことがありました。職員の方が、「さあ、生徒さんと握手して若い人の元気をもらいましょう」と声をかけると、「わたしは先生がいいの」と言ってくださったおばあさんがありました。わたしが握手をしますと、「暖ーかい手だこと」とおっしゃいました。
喜んでくださる姿を見て、わたしたちは自分達が必要とされる存在だということを実感し、元気になります。ふれあいを通して大切な何かを受け取り、きっと演奏に生かされるでしょう。
最後にジュースとお菓子をふるまって下さったスタッフの皆様。ありがとうございました!
最初、おじいさんおばあさんの手拍子は、1拍3拍でした。ところが、演奏も後半になると、2拍4拍に変わってきました。これってすごいことですよね!
No Exitを演奏していると、一人のおじいさんが突然立ち上がって踊り出しました。わたしたちのテンションもマックスに!
That Warm Feeling 「あの暖かい気持ち」という曲を演奏したときには、多くのおばあさんが涙を流してくださいました。昔を思い出すような、そんな曲だったからでしょうか。
演奏後、おじいさんおばあさんが退室された後、歩行器が2台、残されていました。「おやおや、若い人に元気をもらって、歩けるようになった人がいるわや」と別のおばあさんが笑って言いました。
おじいさんおばあさんが退室されるとき、生徒達は握手でお見送り。生徒達の顔が本当に輝いていました。 おじいあさんおばあさんから、大切なものを受け取ってくれたからだと思います。
最後にわたしにもうれしいことがありました。職員の方が、「さあ、生徒さんと握手して若い人の元気をもらいましょう」と声をかけると、「わたしは先生がいいの」と言ってくださったおばあさんがありました。わたしが握手をしますと、「暖ーかい手だこと」とおっしゃいました。
喜んでくださる姿を見て、わたしたちは自分達が必要とされる存在だということを実感し、元気になります。ふれあいを通して大切な何かを受け取り、きっと演奏に生かされるでしょう。
最後にジュースとお菓子をふるまって下さったスタッフの皆様。ありがとうございました!
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Jump for Joy 第38回新潟ジャズストリート演奏
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