2009年8月29日土曜日

Student Jazz Live in Niigata 2009


 去る8月23日、今年も敬和学園高等学校でStudent Jazz Live In Niigata を開催いたしました。
 今年の参加は、五十嵐中学とそのOBバンド、そして敬和学園の3団体でした。
 五十嵐中学さんは、このライブで3年生が引退。心のこもった、そして元気いっぱいの演奏でした。ジャズストリートから一夏の練習を経て、とても素晴らしいサウンドに成長していました。
 トランペット、トロンボーン、サックスと、五十嵐中学のソリスト達は皆すごかったです。サックスは去年のカンダくんの伝統を受け継いだアグレッシブなアドリブを展開してくれました。トランペットは、ハイC,ハイDを駆使したスリリングなソロ。そして、トロンボーンは女の子も男の子も、本当に楽しい、元気いっぱいのソロ。とても勉強になりました。
 五十嵐中学を指導されている沢野先生(ドラム)に音響をお願いしました。素晴らしい音響でした。人工的でない、ナチュラルな音響で、学生ジャズを愛するお人柄がにじみ出るような、配慮の行き届いた音響で、私たちも気持ち良く演奏することができました。
 写真は、最後の合同演奏のリハーサル風景です。50余名の五十嵐中学、10名ほどの五十嵐OB,そして30名ほどの敬和学園が一緒に壇上に上がり、Fantasy と Things Ain't What They Used To Beを合奏しました。迫力のある好演奏だったと思います!
 これからも五十嵐中学さんとご一緒に、新潟の学生ジャズを続けていけたらいいな、と願っています。五十嵐中学の皆さん、卒業したら、敬和でジャズをやりましょう!(笑)
 最後になりましたが、日本学生ジャズ教育協会新潟支部長のマツムラ先生、お世話になりました。先生には、来春にでも、ジャズ・クリニックを計画したい、というお考えがあるようです。またご案内いたしますので、楽しみにお待ちください。

2009年8月24日月曜日

港ジャズナイト









去る8月22日、新潟市のイベント、「港ジャズナイト」に参加させていただきました。身に余る光栄と感謝して演奏させていただきました。
 魚市場が即席のライブ会場に早変わり。信濃川のほとりの最高に雰囲気のある素晴らしい会場での演奏。楽しかったです!
 新潟を代表するRiverside Jazz Band, Blue Note Jazz Orchestra, そしてフランスはナント市から来られた、ブルース歌手のフィリップ・メナールさん。そして渡辺貞夫さんとずっと演奏をしてこられたベーシスト、鈴木良雄さん率いるコンボ、Bass Talkのみなさんという、きら星のような素晴らしいミュージシャン達と共演させていただくという、貴重な、貴重な体験をさせていただきました。勉強になることが山程有りました。
 リバーサイドのみなさんからは、なんとデキシーランドジャズの楽譜を数十曲分いただきました。わたしたちの目標でもあるブルーノートのピアニストの方からは、「カッコ良かったよ!」と言葉をかけていただきました。Bass Talkのフルート奏者、井上さんには、わたしたちのバンドのフルート担当、ニノセがアドバイスをいただきました。同じくパーカッションの岡部さんからは、わたしたちのドラマー、ユウくんに、アドバイスをしていただきました。このように大人の一流のミュージシャンの方々に可愛がっていただき、育てていただいているのだなあ、と本当に感謝のひとときでした。
 新潟市のシライさんも色々な場面で、「今度は~と共演させたいな。今度は~と演奏させたいな。一杯吸収してほしいな!」と学生ジャズを応援して下さっているのです。長沢先生にしてもなお・さいとう先生にしても、みなさん手弁当で応援して下さいます。先日など、長沢先生から長文のメールをいただき、サックスのリードの比較などを教えて下さいました。みなさん、本当に本当にありがとうございます!
 一曲目にChannel 1 Suite を演奏し終わった時、会場から割れるような拍手をいただきました。これでアドレナリンが一気に噴出して、ノリノリの、楽しいステージになりました。無事に前座の役割を果たせて良かったです。
 大人やプロの演奏はどれも素晴らしく、勉強になりましたが、特に印象に残ったことを書かせていただきます。
 Bass Talkの幻想的な、リリックな世界。ジャズにはこういう表現もあるのか…と感激しました。パーカッションの岡部さんが「世界を作っている」ところが素晴らしかった。フルートの井上さんのフルートに対する愛がすごかった。エアリードの楽器について知り尽くしている、あるいは古女房のように、馴染み尽くしている感じとでも言えばいいのでしょうか。プラスチック製の縦笛(小学校で使っているやつ)の音色が半端なく良いのです。これはすごかった。
 しかし、一番感動したのは、Bass Talkがアンコールで、普通の4ビートのブルースを演奏した時です。何の変哲もない4ビートがむちゃくちゃカッコ良かった!シンバルレガートとベースウォーク。これだけで、もうウキウキするような世界が生まれているのです。
 「ビッグバンドは音圧や!」という感じで頑張っていますが、普通の4ビートをカッコ良く演奏したいな!と深く思わされました。
 

2009年8月7日金曜日

私たちの夏休み










 私たちの夏休み前半が終わりました。
 7月19日にジャズストリートを終えた後、コンクールに向けて練習をしました。8月1日から7日まで、6泊7日、学校に泊まり込んで合宿もしました。
 一番最初の写真は、わたしたちが「ベトナム・ロード」と呼んでいるマラソンコースです。水田と森の景色がベトナムっぽいところから名づけられた3・5キロのコースです。一番早いドラムのユウくんは、ここを15分で走ります。ほとんどの生徒が18分から20分で走れるようになりました。わたしたちのBig Soundを支えてくれるコースです。最後の写真は校舎の入り口階段に座っての腹筋運動。長沢先生から教えていただいた方法で、これもわたしたちのSoundを支えてくれる大切な練習です。
 わたしたちの部室はプレハブで、もはやわたしたちのBig Soundを受け止めきれなくなってしまいました。音が反響しすぎて何が何やら分からないのです。おまけに夏は40度!ということで、わたしたちの夏の練習はほとんど外です。三番目の写真は外でロングトーンをしているところ。真黒に日焼けしました。一体何の部活かわかりませんね。どこで吹いても「うるさい!」と怒られ、多くの皆さんに騒音公害でご迷惑をおかけしました。
 この夏、松浜商店街夜市、そして豊栄クローバー祭り、そして豊栄商店街のお祭りと、3回のステージを務めさせていただきました。松浜商店街は7月25日。豊栄のお祭りは8月1日。2番目と4番目の写真はその時の様子です。多くの方に愛されて、喜んでいただいて、本当に幸せなひと時でした。
 6泊7日の合宿中、サックスのミヤザキくんのご家族がバーベキューをしてくださいました。食べきれないほどの肉を、炭とコンロ持参で焼いてくださいました。感謝感激です。それからドラムのユウくんのご家族、サックスのオカムラさんのご家族からも、部活の一助にと献金をいただきました。御礼を申し上げます。それからジュースとお菓子を持って駈けつけてくれた39回生のチバさん、ワダさん、ニシムラくん、ありがとうね!
 合宿中は朝6時に起床してベトナムロードを走り、腹筋体操。朝食後、午前の練習を3時間。昼食、昼寝後、午後の練習を3時間。そして夕食後に夜の練習を2時間。大変でしたが、楽しかったです!
 コンクールに出場したのは、レギュラーメンバーの17人。それ以外の生徒はジュニア・バンドとして、わたしたちの定期演奏会、大夫浜コンサートの曲を練習していました。レギュラーもジュニアも本当によく練習してくれました。特に、ジュニアメンバーを率いてくれた、サックスのマスダ、トランペットのハルナ、そしてドラムのマコはよくやってくれました。
 最近、わたしたちのバンドのファンだという方から時々声をかけていただくことが増えました。ありがたいことだと感謝しています。こうした皆さんの期待にこたえるべく、これからも日々精進してまいりたいとおもっています。
 これからJazz Hornetsは15日間のお盆休みに入ります。ゆっくりと休養して、また秋から楽しくスゥイングしたいと思っています。また応援をよろしくお願いします!



2009年8月6日木曜日

コンクール

 コンクールで演奏してきました。
 トランペットのイクミはハイべーの上のFを会場に鳴り響かせ、他の学校のトランペットパートからびっくりして見られていました。
 アカネもツカダも堂々と自分のソロを演奏しました。
 6泊7日の合宿で、アンサンブルも息のあったものとなり、リードミスが数回ありましたが、思いもこもった最高の演奏が出来たと思います。
 演奏後も、様々な方から、「楽しかった、良かったよ」と声をかけていただきました。
 35団体が吹奏楽の演奏をする中、たった1団体が17人でビッグバンドジャズの演奏をしました。場違い?という感じもしましたが、「同じ管楽器と打楽器で、こんな演奏もあるのか」、と知っていただけたら本当に幸いです。
 演奏前、生徒達に「ジャズは芸術じゃないよ」と話しました。「ジャズはエンターテイメント(娯楽)です。聞いていただく方が楽しくなることが最大の目的です。そのためにも、自分達も楽しんで、心を込めて演奏しよう」
 そういう演奏をしてくれたと思います。
 結果は銀賞でしたが、自分達としては花丸の金賞という演奏でした。
 今まで応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。

 さて、ジャズ・ホーネッツは15日間のお盆休みに入ります。
 8月20日からは、22日の「港ジャズライブ」、23日のStudent Jazz Live、そして、三年生が引退する太夫浜コンサート(10月2日)に向けて練習をします。
 太夫浜コンサートは本当に楽しいコンサートです。入場無料、敬和学園高校のチャペルで夜の18時から行います。どうぞどなたでもおいでになってください。
 

Jump for Joy 第38回新潟ジャズストリート演奏

 去る1月18日、新潟ジャズストリートにて、Jump for Joy第3回の演奏を行いました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございます。  今回はリードアルトサックスに、吉田治さんをお迎えしました。  私の人生で、最も素晴らしい時間でした。こんな素晴らしい時を、愛...