新潟市にあるキリスト教主義学校、敬和学園高等学校のビッグバンド、Jazz Hornetsと敬和学園大学Jazz Questの卒業生、そしてその指導者と講師で作った社会人ビッグバンド、Jump for Joy の活動を紹介するブログです。バンドのコンセプトは、デュークエリントンをリスペクトするアコースティックジャズバンド。キリスト教の精神である喜びと感謝の気持ちをもって、みなさまに幸せをお届けしたいと願っています。 God loves us. All of us. Everything he gives us is good for us. Happy times, sad moments, joy and sorrow, he gives them for our sake… even death. That’s the reason why we "Jump for Joy."
2009年3月27日金曜日
No Name Horses のコンサートに行ってきました
昭和音楽大学さんのお招きで、No Name Horsesのコンサートに行ってきました。「行きたい!でも、お金がない!」という部員の声に応えて、レンタカーでの珍道中。6名の生徒と顧問二人がコンサートをエンジョイしました。
素晴らしかった!の一言です。そして、ジャズ、ビッグ・バンドの可能性を見たような気がしました。
恥ずかしながら、今まで自分がビッグ・バンドスタイルの既成観念にずいぶんとらわれていたんだな~と反省しました。
小曾根さんの発想は、まず最初にトリオの演奏があるのだと思います。トリオはジャズの純粋理念形のようなもの。自由で、豊かな発想の源。そうして生まれたアイディアを、ビッグバンドで表現したい!ということでビッグバンドの曲ができているように思えました。最初にビッグバンドはかくあるべし、というものがあるのではなく、最初にジャズ的な発想があって、これをビッグバンドで表現したら面白いだろうな、という順番のように思えたのでした。
ラテンからジャズから、一曲の中で曲調が変化するような曲もあり、本当に楽しい演奏でした。
コンテンポラリーのビッグバンドを聴いたこともありますが、むしろビッグバンドの可能性としては、No Name Horsesの方に強く魅力を感じました。でも演奏するのは難しそうですね。何しろ、ソリストが日本一みたいな方々ばかりなのですから…
生徒も大感動。さっそくCDを買って、メンバーひとりひとりにサインをもらい、大満足の一夜でした。
そうそう、なんと会場で富士学苑の先生からいろいろとお話を聞くことができました。富士学園の生徒さんの多くが昭和音大のジャズ科に進学されたそうです。昭和音大のジャズ科のトランペットの先生は、なんと、エリック宮城さんなんですよ!凄いですね!
わたしたちの春休み後半の練習は、30日から始まります。OBの皆さん、差し入れなど大歓迎です。ぜひ遊びに来て下さい。
2009年3月8日日曜日
第2回OBバンド合奏を行いました
昨日、第2回のOBバンドの合奏を行いました。
今回は、初参加の、22回生ミウラ(旧姓)さんTpと、31回生リョウコさんSaxの2名を加えて、総勢10名の参加でした。
今回は、マツムラ先生にお越しいただき、すごくすごく、為になる、しかも楽しい合奏になりました。
常日頃、ジャズの指導者としてマツムラ先生を尊敬しておりましたが、今回、まったく初めてのジャズバンドへのアプローチは、楽しくて為になる、本当に素晴らしいものでした。凄すぎます!
まず、基礎練習のご指導をお願いしました。久しぶりに楽器を吹く方もいるので、ロングトーンでもやりますか?と私が聞きますと、「そうですね、ブルースのコールアンドレスポンスをやりながら、チューニング、音出しを兼ねましょう」とのお言葉。
そこで、リズムセクションと短い打ち合わせをして、Fのブルースのバッキングが始まりました。ベース初心者のアダチさんも頑張りました!ササザキくんが小気味の良いコード・ボイシングを披露してくれて、すっかりブルージーな雰囲気に包まれたところで、先生が数小節のアドリブを吹きます。それに呼応するように、全員で音を出してゆきました。アドリブは今日が初めて、というミウラさんもリョウコさんも、雰囲気に乗せられてしっかりアドリブしていました。言葉ではなく、トロンボーンの音でわたしたちを音楽の世界へ誘ってくださいました。「こんな指導法があったんかいな!」という感動です。
おそらく、こんな風に音楽の本質にズバッと切り込み、しかも楽しく一人ひとりの音楽性を引き出すことができる指導ができる方は、日本にも少数しかおられないと思います。本当に、凄いですよ!
30分後には、全員が12小節のアドリブを吹き、それが音出し、チューニング、ロングトーンを兼ねた基礎練習で、しかもジャズの楽しさまで学ぶことができるのです。すごいなー!
合奏は先月に引き続き、モーニン。ドラム初心者のフジイさん。しっかり練習して来られましたね!
その次は、先生のご提案で、デューク・エリントンのC Jam Bluesをすることになりました。ミウラさんも、新潟市吹で吹いておられましたし、リョウコさんも、楽器屋さんの店員さんということもあって、10分ほどで譜読み完了。早速合奏に入りました。
いや、楽しかった!アダチ君もコードしか書いていないベース譜でしたが、ルートを外さずなんとか演奏しきりました。
この日、ジャズバンドは初めて、という二人も、16小節のソロ・アドリブを吹き、実に収穫の多い練習となりました。ひとえにマツムラ先生のおかげです。
技術面ではまだまだのバンドですが、マツムラ先生のおかげで、とっても大人っぽい、味わいのある演奏ができたと思います。OBバンドはこんな風にやっていけたらいいな、という感触もつかむことができました。
練習後、有志でまた、お好み焼きを食べにゆきました。おいしかった!
次回は、4月18日(土)16:00~19:00です。この日は現役は昼間、加治川のお花見で演奏いたします。お花見からの参加も大歓迎です。
6月まで、第3土曜日の同じ時間に行います。ぜひ皆勤目指して頑張りましょう!
2009年3月3日火曜日
39回生が卒業しました
去る2月26日、敬和学園高校の卒業式が行われ、器楽部39回生の6人が卒業しました。
チバ、アベ、ワダ、ニシムラ、ツッチー、ササザキ、ごくろうさま!
チバは部長として、そしてトランペット隊のリーダーとして部活をひっぱってくれました。明治大学のオザワ氏のトランペットに感激の涙を流して以来、アドリブの新境地を求め、ひたすら音源を聴き研究しました。その姿が他の部員を大いに刺激しました。
ワダは、泣き虫トロンボーンリーダーの伝統を受け継いで、たくさん苦労の涙を流しましたが、根気強く、トロンボーン隊を最後まで指導してくれました。ありがとう!!
アベもたくさん泣いたけど、プロのベーシストに師事するなど、ジャズを求道し、大夫浜コンサートの運営を一手に引き受けて頑張ってくれました。
ニシムラは初心者でドラムを始めたにもかかわらず、3年時には、吹奏楽指導者のニヒラ先生に、「10年に一度のドラマーだ」とおほめの言葉をいただくほどに成長してくれました。
ツッチーは風邪をひくことが多かったですが、本当に努力の人でした。最後のコンクールでは見事なソロを演奏してくれました。
ササザキは途中入部ながら、ジャズピアノの先生に師事。敬和学園Jazz Hornets のジャズピアノの基礎を築いてくれました。
39回生から器楽部は吹奏楽編成から、ビッグ・バンド編成に完全に切り替わりました。そうした意味でも、とても大きな一年間、部活を引っ張ってくれたのです。
写真は恒例になった、我が家での3年生合宿(23日)、部活でのお別れ会(25日)、そして、卒業式後の謝恩会でのジャズの演奏風景(26日)です。
39回生はほとんどの子が新潟に残ってくれます。これからはOBバンド、よろしく!
第2回のOBバンドの練習は、部室にて今月7日(土)16:00~19:00までです。今回はマツムラ先生がご指導に来て下さる予定です。練習後一緒に食事でもしませんか?初参加も歓迎です。今回はロングトーンなど、慣らし運転をしたいという要望にこたえて、基礎練習もやりたいと思っています。久し振りの方もどうぞお越し下さい。楽器をご持参下されば幸いです。
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